瓢箪鯰的な男の雑記帳

心にうつりゆくよしなしごとを そこはかとなく書きつくる そんな雑記帳

2018-01-01から1年間の記事一覧

久しぶりに読んだ本のお話

「其処に行くと死んでしまった人間というものは大したものだ。何故、ああはっきりとしっかりとして来るのだろう。まさに人間の形をしているよ。してみると、生きている人間とは、人間になりつつある一種の動物かな。」 ー小林秀雄『無常ということ』****…

体系としての経済学と方法論としての統計学②

「私は比較級や最上級のことばを用いたり、思弁的な議論をするかわりに、自分の言わんとするところを数(number)重量(weight)尺度(measure)を用いて表現する」 ウィリアム・ペティ(1623-1687)**************************…

体系としての経済学と方法論としての統計学①

第6問:物理学は公理化できるか(『ヒルベルト23の問題』) 困難は分割せよ(ルネ・デカルト)********************************Twitter上で何気ないやりとりから、学生時代にこんな本を読んだのを思い出したので ちょっと…